手数料が一番安い証券会社は?
皆さんこんにちは。ライターNです。
前回までにSBI証券・楽天証券・マネックス証券・GMOクリック証券・カブドットコム証券に口座を開設いたしました!さていよいよ取引開始…とする前に、今回は私が今後お世話になる証券5社の、手数料を比べてみたいと思います!
各証券会社の手数料一覧を眺めてみると、カブドットコム以外は「○○万円までの取引なら手数料○○円」というシステムでした。そこで、取引額が10万円・20万円・30万円・50万円・100万円の5つの部門に分けて、各3位まで発表します! ( )内は税込手数料です。
●取引額10万円
第1位GMO(105円) 第2位マネックス(108円) 第3位SBI&楽天(150円)
●取引額20万円
第1位GMO(105円) 第2位マネックス(194円) 第3位SBI&楽天(199円)
●取引額30万円
第1位GMO(260円) 第2位マネックス(270円) 第3位SBI(293円)
●取引額50万円
第1位GMO(260円) 第2位SBI(293円) 第3位楽天(368円)
●取引額100万円
第1位GMO(470円) 第2位SBI(525円) 第3位楽天(657円)
※初心者ですので、今回は現物株式取引のみ、定額コースは考えないことにしました。
まとめます。
すべての部門において、GMOクリック証券が第1位に輝きました!すごいですね。いや、実は取引額ごとに順位が入れかわるというような事態を予想していたんですが。しかし、ここまでぶっちぎるとは…。ということは、株式の現物取引なら、ひとまずGMOクリック証券で行えば手数料は抑えられるということか…。
しかし、それなら初心者も上級者も、みんなGMOクリック証券でしか取引をしなくなって、それ以外の証券会社はどんどん潰れていくはず…。ということは、他の4つの証券会社には、株式現物取引以外の魅力があるということなのでしょうね。信用取引の手数料か、一日定額コースか。はたまた取引ツールの使い勝手か、その他私には想像もつかないような、金融の深い世界の需要にこたえるサービスがあるのかもしれませんね。
それでは、今回ランキングを付けるなかで、気になった「その他のこと」についても、記しておきます。
◆取引は、普通2回行う。
考えたら当たり前なのですが、株式は買って保有した後に売らなければなりません。ということは、注文は買いと売りの2回。例えばGMOクリック証券で18万円で購入した株式が22万円で売れたなら、買い手数料は105円で売り手数料は260円と、変わることになります。GMOならすべての部門で1位なのですが、それ以外の証券で30万円またぎを考えるとなると、悩ましいですね。
◆カブドットコム証券の特殊なシステム
他の4社が「○○万円までの取引は〇〇円」とカテゴリー別なのに対し、カブドットコム証券の取引手数料は「売買代金×0.09×消費税」というものでした。ということは、今回のランキングはカブドットコム証券には不利なルールなのです。ごめんなさいカブドットコム。例えば、売買金額が21万円なら手数料は204円となります。21万円部門があれば1位だった…。いや、部門を1万円きざみで設定するなら、けっこうな割合でGMOに勝るかも?
◆楽天だけの会員ランクシステム
私には関係なさそうなので今回は考慮しませんでしたが、楽天証券には取引状態によって会員ランクを設定するシステムがあります。最上の「ダイヤモンド会員」なら、100万円までの取引手数料は460円。…一気にトップにまで上りつめるのです!すばらしいですね。しかし、「投資信託残高」5000万円以上などが条件って…。この条件が緩和されるキャンペーン中のようですが。
◆一日定額コース
今回はランキングにしませんでしたが、1日に何度も取引するならこちらのコースを考えるべきですよね。私もこのコースにする時が来るのかどうか…。
それでは、本日はこのあたりで失礼します!